2012-01-31

SINGER





























英国に住む妹からメールで届いた写真です
このディスプレイは、そう、全部・・・「SINGERミシン」!
ここはロンドン発のファッションブランドでNYやPARISにも店舗があり
世界中の全ショップでこのようにミシンが飾られているそうです
戦前のSINGERミシンはスコットランド製が多いので古いミシンが残っていたのですね
私の祖母もその時代に1年分のお給料でSINGERを買って家族の服を縫っており
それをまた母も使っていたと聞きました
このミシン達は、どんな音を立てて、どんな人たちが、どんな服を縫っていたのか
私もまた現代版のSINGERミシンを使っているので色々な想いが巡ります
この頃のミシンは今のものとは違ってフォルムも装飾も美しいのが特徴です
少し遠いけど、これが見れるなら飛行機に乗っても見に行く価値がありますね




2012-01-18

新しい仲間




















昨年の矢合直彦さんの展示会で出会った鳥の陶器の小物入れです
仕事しながら見えるように作業台の横に置いています
ふと目が合うと癒してくれる小さな助手です・・(笑)
最近また都内で行う作品展のお知らせが届きました
仙川にある「うつわ」というお店で2012年1月25日〜29日まで
詳細・・・http://chofu.com/utsuwa/#ACCESS
矢合さんが来る日もあるので少し覗きに行こうかなと思っています
作品と同じで、ご本人もほんわり柔らかい温かな人柄です




2012-01-09

育てる感

























来月の展示会に向けて新しい服をつくっています
パターンと生地に向かい合い、ミシンを踏む毎日です
このブラウスはベルギーリネンで少しざっくりとした感覚が良い20番手生地
最初は少し張りのあるリネン生地でも着込んで洗ってを繰り返すうちに
心地よい柔らかさに馴染んで自分の服になっていきます
最近は何でも古めかしく加工したものが多いですが
日々着用していくことで「服を育てる感」も、良くないですか?




2012-01-05

謹賀新年




あけましておめでとうございます
今年もどうぞ宜しくお願いいたします

昨年は家族に支えられ、友達に親身に話を聞いてもらい、
そして遠方に住む友人にも温かい言葉から大きな力をもらいました
震災があった2011年は正直なところ心情的に考えることが多く
物作りに身が入らない日々もありながら乗り越えた1年でした
しかしこれを機会に「今を大切に生きる」ことを教わりました
今年は今の私にできることを精一杯やって
地味で地道なことに情熱を注いで着実に歩いていこうと思います
本当の心がある仕事ができるように正直に丁寧に、初心を忘れずに。。。